ポテトチップス・ラブ

ポテトチップスについてのブログです

ついにでた!カルビーの成型ポテト「ポテトチップスクリスプ」を食べました

日本のコンビニエンスストアでは長らくナビスコチップスター」ブルボン「プチシリーズ」そして「プリングルズ」の三つ巴だった成形ポテトチップス界に、ついにポテトチップスの王者カルビーが参戦です。
最初に言い訳を書いておくと、私は圧倒的にポテトチップス派であり、成型ポテトチップスはポテトチップスとは別ジャンルと考えているのですが、やはりカルビーが動いたとなるとそれはそれで気になる。

そんな「ポテトチップスクリスプ」が、当初の発売予定から1年延期となり、ついに今月から北海道で先行販売がはじまりました。
北海道先行発売か……!!とガックリきていたところに、「北海道に行く用があるので買ってきましょうか」とありがたいお声をかけていただき、ついに食べることができました。大感謝!!

カルビーが成型ポテトチップス界に参戦する理由

そもそも、カルビーが成型ポテトチップス界に参戦する理由とは何なのでしょうか? カルビーニュースリリースにはこのように書かれています。

成型ポテトチップス市場は近年大きな成長が見られず、横ばいで推移しておりましたが、本商品が本格参入することで、市場全体の活性化につながると考え、1998年から海外(ドイツ)OEM製造による成型ポテトチップス「チップスレッテン」をテスト販売するなど市場参入を試みました。
テスト販売を経て成型ポテトチップス市場に可能性を感じたため、2011年1月から自社R&D(研究開発)センターでのテストを開始し、2013年に共同開発したレシピを用いて、海外(ドイツ)OEM製造による「ポテトチップスクリスピー」を東北・信越エリアにてテスト販売を実施しました。
http://www.calbee.co.jp/newsrelease/160711.php

成型ポテトチップス市場に大きな成長が見られない、というのは確かにそうなのですが、カルビーがわざわざそこに参入する、というのは、もちろん勝算があるからなのでしょう。

そこで思い浮かぶのが、カルビーにとって、今やポテトチップスと並ぶ看板商品になっているのが「じゃがりこ」や「じゃがびー」などのカップ状の容器に入ったスナックです。
じゃがりこは、「カバンに入れて持ち歩けるお菓子」として開発されたということで、手を汚さず、そのまま卓上においてつまむことができるという点で、スナック菓子業界をそれこそ活性化した商品だといえるでしょう。
そして、成型ポテトチップスの利点もまた、手が汚れないということと、あの筒型の容器(その形を保つのが本来の役割であったとは思いますが)に入っているということで、食べ残して鞄の中に入れておいても、中身が割れてしまわない、という所にあると思います。
じゃがりこの発売が1995年、現在も北海道限定の人気商品であるじゃがポックルは2003年、そしてじゃがビーが2006年。上記のリリースをみると、たぶんじゃがりこの成功を受けて、その後のカップ型商品の開発と平行して、成型ポテトチップス界への参入が企画されたのではないか? と感じます。

しかし成型ポテトチップスの市場はけして大きくありません。コンビニエンスストアなどではフレーバーが豊富なじゃがりこなどと並べられることが多いため、その限られた棚の勢力図が今後どのように展開されるのかが気になるところです。

実際に食べてみました

前置きが長くなりましたが実食です。今回は比較対象としてチップスターうすしお味と食べ比べてみました。
 箱の中身
ポテトチップスクリスプはSサイズとLサイズの2種類展開となるらしく、今回食べたSサイズはチップスターの短筒タイプと同じ50gです。
しかし1枚は若干クリスプのが小さい。女性でも1枚を一口で食べられる大きさだと思います。

食べてみてまず気付くのはその堅さ。
パッケージにも「パリッと心地よい食感」とありますが、どちらかというと「ザクッ」という印象でした。
クリスプの後に食べてみると、チップスターはサクッとした、軽さを感じます。

うすしおとコンソメパンチの2種類展開ですが、どちらも、ポテトチップス版のフレーバーに忠実だと思います。というかこういうときは同じ配合の粉使うのかな?
でも個人的には、チップスが違うことで、こんなにも味が違うんだ、ということに驚きました。
先ほどザクッとしている、と書いたとおり、クリスプはかなり1枚の密度が濃いです。そのため、1枚を食べ終わったときの後味がかなり長引くような気がしました。
そしてポテトチップスと成型ポテトチップスの最大の違いがこの後味だと、個人的には思っています。
チップスターの場合は1枚が軽いので、後味もスッと引くのですが、クリスプは若干粉っぽさが続く。(ちなみにプリングルズの場合はフレーバーの濃さで押し切るタイプですね)

成型ポテトチップス独特のチップス感が好きな人にはいいかなと思いますが、個人的にあまり成型タイプを好まないこともあり、後味の軽い、チップスターの方が好きかな、と思いました。

とはいえコンソメ味に関しては、コンソメパンチが至高だと思っているので、コンソメ味を成型ポテトチップスで食べるなら、クリスプかな、とも思います。(まあじゃがビーでも出てるので、そっちという手もありますが)

パッケージについて

チップスターが紙の蓋であるのに対し、クリスプはプラスチックの蓋を採用しています。これもちょっと分別面倒だなと思うポイントでした。プリングルスも分別のことが気になって買い控えることが多いので、この辺りはなぜプラスチックを採用したのか(コストの問題でしょうか?)知りたいところです。

まとめ

結論からいえばチップスター派ではあるのですが、やはりカルビーが新製品を出す、ということにはわくわくしますし、得意フレーバーをたくさん持っているカルビーのことなので、今後の新商品にも期待は高まります。
チップスターも近頃地方限定シリーズをたくさん出しているので、相乗効果で成型ポテトチップス界も盛り上がればいいな…!と影ながら期待しています。

……ポテトチップスラブ!

士幌町ポテトチップスがおいしい!

先日、北海道旅行中の親からダンボールが届きました。仕送りってこんな感じでしょうか…と思いながら開封してみると、

中には、士幌町の農協が作っているというポテトチップスが、なんと12袋も入っていました…!

この士幌町ポテトチップスは、じゃがいも生産者への還元用に生産されている製品ということで、士幌町近郊でしか流通していないそうですが、士幌町へのふるさと納税などでも手に入れることができるとのこと*1
親が送ってくれたのは、好きな味を12袋詰めてダンボールで送れるというもので、しお味とのり塩味をいただきました。

これがとってもおいしかった!

士幌町は有名なじゃがいもの産地ですから、この「士幌チップス」についても士幌町のじゃがいもが使用されているのだと思います。とにかくチップス自体がとてもおいしい。
薄切りですがしっかりと歯ごたえがあって、1枚1枚しっかりとじゃがいもの味がします。
油っこさもなく、大手のものだと、コイケヤのチップスに似ている気がしました。
味付けも絶妙で、特にのり塩は少しだけごま油の風味があり、後を引く好みの味付けでした。
1袋90グラム(のり塩は87グラム)も入っているのに、あっという間に食べ切ってしまうおいしさ。

新鮮なじゃがいもを使用した出来立てのポテトチップス、というだけでおいしさはかなり期待できますが、それだけでなく、チップスの揚げ方についてもとても好みのポテトチップスでした。
手に入りにくいポテトチップスですが、近々北海道旅行に行かれる方などは探してみてはいかがでしょうか。

今回もらったのはしお味とのり塩味の2種類ですが、その他にコンソメ味もあるとのこと。いつか食べてみたいです!

 フレーバーオーディション2016開催中!

昨年に引き続き、カルビーで「フレーバーオーディション2016」が開催されています!
cp.calbee-nextpro.jp

昨年はなんと46万件も応募があったというこの企画。
受賞作は既に発売されていて、選ばれたのは「ツナコーンカレー味」「ゴママヨぽん味」「サワクリ&ホタテ味」の3種類でした。
ここのところ、飛び道具的なフレーバーが話題になることが多いポテトチップス界ですが、この3種類のラインナップからはカルビーの本気が伝わってくる気がします。どれも「今までなかった」味かつ、タイトルをみただけで「あっおいしそう!」ってなる。
私は「サワクリ&ホタテ味」だけ見逃してしまったようで食べてないのですが、残りの2つはおいしかった!
特にツナコーンカレー味は、何で今までなかったんだろう、というくらいのしっくり加減でした。

今回、応募に際して選ぶことのできる素材はなんと100種類!
出来上がる画像もかわいいので、食べてみたい味をどんどん応募してみてはいかがでしょうか!
いろんな人の「これ絶対おいしい」を見てみたいです。

そしてもちろん私も早速応募しました。
素材のリストを見ながらいろいろ考えていて、閃いたのがこちら!


私の人生ベストフレーバーといえばカルビーの名作「北海道バターしょうゆ味」なのですが、同じくらい好きなのがポテトチップスの定番中のド定番「のりしお味」です。
この2つが合わさったら……それはもう人生ベストの組み合わせになるかもしれません。
海苔とバター、バターとしょうゆ、しょうゆと海苔。すべての相性が完璧です。つまり「海苔バターしょうゆ味」は三味一体……。
むしろ何でいままでなかったのか不思議なくらいです。
賞金もあるみたいなので狭き門ですけど、出たら箱買いしますのでどうかよろしくお願いします…!食べたい!

 「期間限定 極旨ほたてバター味」などカルビーバター系3種


最近も新作は食品再現系ブームが続いていて、これ!というものがあまりなかったのですが、今年最初にこれ!と思ったポテトチップスはこの「極旨ほたてバター味」です。カルビーで「極旨」とかついてるときはだいたいおいしい。
まずあけた瞬間にすごくほたてです。開拓おかきをあけた瞬間のような磯具合です。カルビーのバター系は甘いバター味のことも多いのですが、これは塩分入った方のバター味です。
それはたぶんちょっぴり足された醤油の風味にもあるんだと思う。
自分はバター醤油主義なので、これは大変好みの味でした。
かなり味が濃いので、65gという容量もちょうどよかったです!

ちなみに甘いほうのバター味がお好みの方には、今でているポテリッチシリーズの「厳選 コーンバター味」がおすすめです。
こちらはスウィートコーンの味が強く、バター風味もまろやかで甘みの方を強く感じるポテトチップスでした。
個人的には、コーンバターにも醤油をかけたい派なので少し物足りなかったのですが、カルビーの人気作、しあわせバタ~系が好きな方はこれも好きなんじゃないかな? と思います。

そして冬になると時折わたしのエバーグリーン「北海道バターしょうゆ味」が、通常の北海道限定ではなく、全国展開されることがありますので、こちらも見かけ次第確保しています。
以上、最近食べたバター系3作品でした!

パルシステムのポテトチップスがおいしい

最初に書いておくと私はパルシステムに入っていない。入ってないんだけど、私がポテトチップス狂いであることを知っている友だち(優しい)が注文してくれたパルシステムのポテトチップスがとてもおいしかったので、そのことをお伝えしたくブログを書いております。
まずは期間限定と書いてあるこれ。

北海道のおいもがおいしい超厚切りポテトチップス


超厚切り、といえば思い浮かべるのは、厚切り派のアイドル、ヤマヨシの2.0倍シリーズですが、なんとこのの超厚切り、製造が山芳製菓なんですよ!
しばらく2.0倍出てないし、通販のラインナップからもなくなってしまって、さびしいなーと思っていたところに感動の再会です。やっと会えたね…!
そしてやはりこの食べ応えのある厚切りは格別です。たぶん2.0倍の塩味と同じだと思いますが、こころなしかこちらの方が若干塩味控えめのような気もしないでもない。食べ比べたいので2.0倍また出してくれないかな…。

そしてもうひとつが定番商品ぽいこちら。

パルシステム ポテトチップス


ポテトのキャラクターがかわいいこちらの商品はなんと! 製造があの菊水堂(
できたてポテトチップの菊水堂)です。
菊水堂は「できたてポテトチップ」のネット販売で有名な会社。昨年春頃にマツコデラックスさんが出ている番組で紹介された際には一時入手困難になったりもしていました。
ネット販売以外にも、ナチュラルローソンなどで取り扱いはあるのですが、出会えるタイミングというのはなかなか少なく、私は一度しか店頭で見たことがありません。
しかしパルシステムでは定期的に購入することができるんですね…。しかも味も「しお、のり、コンソメ、うま塩チキン」と4種類もあるようです。*1
菊水堂の「できたてポテトチップス」は、ごく薄切り、ごく薄味の「油でカラッと揚げた」感のある、いわば手作りっぽいなと感じるポテトチップスです。イメージはハンバーガー店でつけあわせとして出てきそうなポテトチップスでしょうか。
そして、パルシステムをやっている友だちにもらったこのコンソメ味は、「できたて」とほぼ同じ印象(油分は控えめな気がする)のチップスに、とても優しい和風コンソメ味がのっています。イメージとしては、はるか子どもの頃にお母さんが作ってくれたポテトチップス(作ってもらったことありませんが)という雰囲気でした。とてもおいしいです。


こんなレアかつ確実においしいことがわかっているポテトチップスを購入できるパルシステムがうらやましい!
超厚切りは友だちがおかわり注文してくれたそうなので楽しみに待っています(ありがとう)。

2015年のポテトチップス・ニュース

今年はあまり個別の感想をかけなかったので、個人的に今年印象的だったニュースを挙げてみたいと思います。

コイケヤ

  • カラムーチョ30周年企画

昨年9月に発売30周年を迎えたカラムーチョ関連の新商品が今年もたくさん発売されました。
中でも話題になったのは「にんにくナシナシ」カラムーチョでしょうか。通常版と食べ比べる「利きムーチョ」も楽しかったです。

開店記念に限定発売された「今金男しゃく」を使用したのり塩ポテトチップスは、個人的には今年1番おいしかったポテトチップスだと思います。使用している芋が変わるだけでこんなに違うんだということに気付けたのも楽しかった。
芋違いではないけど、やはりできたてはおいしい!ということで、工場直送のうす塩味も出来上がるタイミングごとに注文を受け付けているので試してみてはいかがでしょうか。ふりかけて食べる用の鰹節がついていたりするサービスも嬉しいです(これがなかなか合う)。

ヤマヨシ

昨年、わさび抜きわさビーフが話題になったヤマヨシですが、今年はTV番組で紹介されたことをきっかけに「臭い」と話題になった「キャビア味」が印象的でした。
とはいえ原材料にキャビアを使用しているわけではなく、あくまでもヤマヨシが得意な「再現系」です。
そもそも私はキャビアなんて、たぶんカケラくらいしか食べたことがなく、それももしかしたらとんぶりだったかも? というくらいなので、その再現度については何とも言えませんが、生臭いフレーバーが確かに癖になる感じではあったけど1回でいいかな!とも思いました。
ただ、ポテトチップス界に次々と話題を起こしてくれるヤマヨシは本当に愛すべき会社だなと思います!

カルビー

  • 社内コラボ

安定したクオリティの新商品を次々と出し続けるカルビーで印象的だったのは、これまでの人気フレーバーである「コンソメWパンチ」や「しあわせバター」味を、同社の人気ラインのひとつであるじゃがビーシリーズでも出したりという、社内コラボが活発だったことだと思います。
これまでもバター醤油味など共通したフレーバーを使っていた商品はあるのですが、フレーバーのタイトルロゴまでお揃いにしたコラボはなかった気がする。
こういうのは楽しいのでもっとやって欲しいです!

来年こそはもうちょっと個別感想をまめにつけるのが目標。
ポテトチップス・ラブ…!

カット法で広がるポテトチップスの魅力

「じゃがいもを薄切りにして油で揚げ、味付けをしたスナック菓子」ことポテトチップスは、誕生から100年以上といわれるその長い歴史を経て、現代ではそのカット法、揚げ方などにもさまざまな工夫が凝らされるようになりました。

日本のポテトチップス界で定番商品として販売されているカットは主に「通常の薄切り」「ギザギザカット」「スティックタイプ」の3種類。そしてもうひとつ、カット法の違いではありませんが、揚げ方が異なるタイプとして「釜揚げポテトチップス」があり、この4種類が日本のポテトチップスの「定番」といえると思います。

チップスターやオーザック、プリングルスなどの「成型ポテトチップス」(一度粉末状にしたじゃがいもを固めたもの)は今回は除外します。

カット法はどれが人気?

かねてから、この4種類では何が一番人気があるのかなということが気になっていたので、先日twitterのアンケート機能を使ってTLの方の意見をうかがってみました。

結果はこんな感じ。面白くてずっと見守っていたのですが、「普通のチップス(薄切りタイプ)」がずっと首位を走り、「釜揚げ」「ギザギザ」がだいたい同数で追い続け、スティックなどを含む「その他」はずっと最下位、というかしばらくは0でした。
個人的に、もっとも歴史が長くフレーバーも多い薄切りが1位であることには納得なんですが、釜揚げがギザギザと並ぶほどの人気だというのは少し意外でした。

各カット法の特徴

  • 薄切りタイプ

(例)カルビーポテトチップスシリーズ、コイケヤポテトチップスシリーズ、ヤマヨシわさビーフ、など

定番中の定番。表面が平らなので味の付き方がさっぱりしているため芋の味を感じやすいことと、パリパリとした食感が特徴。

  • ギザギザカット

(例)カルビーア・ラ・ポテト、ピザポテト、ポテリッチなど

ギザギザカットがいつから登場したのかは定かではありませんが、日本はもちろん海外ものにも多い定番カット。表面に溝があるため、味が絡みやすく、食べたときの食感がザクッとしているのが特徴です。
カルビーDeepo、コイケヤウェーブカットシリーズなど、そのギザギザ具合にもさまざまな工夫が凝らされた新作が出続けています。

  • 釜揚げ

(例)カルビー 堅あげポテト、コイケヤ 頑固あげポテト、KETTLEシリーズ(海外)など

通常のポテトチップスが高温短時間で揚げるのに対し、低温で時間をかけて揚げるポテトチップス。時間をかけて揚げることで、ゆっくり水分が抜けていくため、通常のポテトチップスよりも小さくなるとのこと。食感は堅く、低油分なのが特徴。

  • その他

(例)スティックタイプ…コイケヤ カラムーチョなど、厚切り…ヤマヨシ 厚さ2.0倍シリーズなど、その他ワッフルカットなど

スティックタイプにはいくつかあって、まずはカラムーチョなどの、じゃがいもをスティック状に切って揚げてあるもの。これは小さな1本1本に味が絡んでいることと、1本が小さいので数本まとめて口に入れることが多いため、食感がボリボリという感じになることが特徴。ベビースターを口に流し込んだときみたいな感じですね。また、もともとギザギザカットにしてあるものを、さらにスティック状にきった明治の旬じゃが系もあります。

厚切りは、まだ発展途上のジャンルといえるでしょう。ヤマヨシの分厚く歯ごたえのある厚切りに対し、明治のじゃがままはもう少し薄め。薄切りタイプ以上に表面が平らなので、個人的にはさっぱりした味でじゃがいもの風味を楽しむのがむいていると思いますが、中には味を濃く載せようとしてか、粉っぽいフレーバーのものもあります。
その他に、定番とはいえませんが、たまに登場するシリーズとしてコイケヤのワッフルカット(表面は編目)やカルビーの高級ブランド・グランカルビーのポテトクリスプ(表面はギザギザ)などがあります。これはどちらも薄切りの3倍の厚さと言われていて、食感はサックリした感じ。揚げ方が違うと思われるので、ギザギザとは別の系統だと思っています。

各カット法人気率の理由?

釜揚げがギザギザと張る人気であったのが意外だったのは、釜揚げは(日本においては)1998年の「堅あげポテト」発売以来、長らくカルビーの独壇場ともいえるジャンルだったからです。*1
後追い製品も最近までほとんどなく、それこそカラムーチョスティックタイプのような、ニッチな人気を掴んでいるタイプなのかと考えていました。また、スナック菓子、というよりおつまみに近い立ち位置でもあるように感じていたのですが、すっかり確実な人気を得ていたんですね…!
自分のTLは学生さんがあまりいない、大人の方が中心であることもこの結果に関係しているかもしれませんが、このように(日本では)比較的新しいタイプの製品が確実な人気を掴んでいくというのはポテトチップス界のファンとしてはとても熱い出来事です。
いやーポテトチップスって本当に、楽しいものですね…! ポテトチップスラブ!

*1:海外製品では定番でしたが輸入品を日本で購入する場合、製造から時間が経ってしまっているので、本来のおいしさを味わえない気がします