じゃがいも心地が帰ってきた!
ヤマヨシ「厚さ2.0倍」、明治「じゃがまま」、カルビー「ほんじゃが」そしてコイケヤの「じゃがいも心地」と、ギザギザタイプとはまた違う「厚切り」ポテトチップスが定番となりつつある近年ですが、コンスタントにコンビニに並ぶ商品はが少なく、厚切りファンとしては寂しい日が続いておりました。
そんなところに再発売されたのがコイケヤ「じゃがいも心地」!
昨年の9月に発売されまして、そのラインナップにバター醤油味があると知ったときはいてもたってもいられず、仕事で取材に出たついでにコンビニに寄ったのも良い思い出…。
今回の発売も昨年と同じく「こく旨塩味」「バター醤油味」の2種類です。
チップス
大きさにはかなりバラつきがあり、かなり大きいものもあるので食べにくいと感じる人もいるかもしれません。厚さ的にはヤマヨシの2.0ほどの歯ごたえはないですがじゃがままよりは厚い、という感じでしょうか。
何といっても発売したてなのでたいへんおいしい!買うなら今です!
フレーバー
バター醤油味は、カルビーの「北海道バターしょうゆ味」より若干甘みのあるバター醤油味です。焼きとうもろこしの醤油のイメージ。でも昨年の印象より好きかもしれない。
こく旨塩味は、けっこうしょっぱいですが、この厚切りには合っていると思います。繰り返し食べるならこちらかな?
そのほか
コンビニエンスストアだけでなくスーパーでも展開されているのでしばらくは安定供給だと思われます。
1袋60gで、1枚が厚いので量は少ないと感じるかもしれませんが、食べごたえあるので1袋はこのくらいでいいかもしれない。
ともかく、コイケヤさんが「じゃがいも心地」のレーベルを一度限りのものにしないでいてくれたのが嬉しいです。
毎年この時期に出る、秋の風物詩みたいになったらいいなと思いました。
ポテトチップスラブ!
私の好み度
チップス ★★★★☆
フレーバー★★★★☆
レア度 ★★★☆☆
価格 ★★★☆☆
ついにでた!カルビーの成型ポテト「ポテトチップスクリスプ」を食べました
日本のコンビニエンスストアでは長らくナビスコ「チップスター」ブルボン「プチシリーズ」そして「プリングルズ」の三つ巴だった成形ポテトチップス界に、ついにポテトチップスの王者カルビーが参戦です。
最初に言い訳を書いておくと、私は圧倒的にポテトチップス派であり、成型ポテトチップスはポテトチップスとは別ジャンルと考えているのですが、やはりカルビーが動いたとなるとそれはそれで気になる。
そんな「ポテトチップスクリスプ」が、当初の発売予定から1年延期となり、ついに今月から北海道で先行販売がはじまりました。
北海道先行発売か……!!とガックリきていたところに、「北海道に行く用があるので買ってきましょうか」とありがたいお声をかけていただき、ついに食べることができました。大感謝!!
カルビーが成型ポテトチップス界に参戦する理由
そもそも、カルビーが成型ポテトチップス界に参戦する理由とは何なのでしょうか? カルビーのニュースリリースにはこのように書かれています。
成型ポテトチップス市場は近年大きな成長が見られず、横ばいで推移しておりましたが、本商品が本格参入することで、市場全体の活性化につながると考え、1998年から海外(ドイツ)OEM製造による成型ポテトチップス「チップスレッテン」をテスト販売するなど市場参入を試みました。
テスト販売を経て成型ポテトチップス市場に可能性を感じたため、2011年1月から自社R&D(研究開発)センターでのテストを開始し、2013年に共同開発したレシピを用いて、海外(ドイツ)OEM製造による「ポテトチップスクリスピー」を東北・信越エリアにてテスト販売を実施しました。
http://www.calbee.co.jp/newsrelease/160711.php
成型ポテトチップス市場に大きな成長が見られない、というのは確かにそうなのですが、カルビーがわざわざそこに参入する、というのは、もちろん勝算があるからなのでしょう。
そこで思い浮かぶのが、カルビーにとって、今やポテトチップスと並ぶ看板商品になっているのが「じゃがりこ」や「じゃがびー」などのカップ状の容器に入ったスナックです。
じゃがりこは、「カバンに入れて持ち歩けるお菓子」として開発されたということで、手を汚さず、そのまま卓上においてつまむことができるという点で、スナック菓子業界をそれこそ活性化した商品だといえるでしょう。
そして、成型ポテトチップスの利点もまた、手が汚れないということと、あの筒型の容器(その形を保つのが本来の役割であったとは思いますが)に入っているということで、食べ残して鞄の中に入れておいても、中身が割れてしまわない、という所にあると思います。
じゃがりこの発売が1995年、現在も北海道限定の人気商品であるじゃがポックルは2003年、そしてじゃがビーが2006年。上記のリリースをみると、たぶんじゃがりこの成功を受けて、その後のカップ型商品の開発と平行して、成型ポテトチップス界への参入が企画されたのではないか? と感じます。
しかし成型ポテトチップスの市場はけして大きくありません。コンビニエンスストアなどではフレーバーが豊富なじゃがりこなどと並べられることが多いため、その限られた棚の勢力図が今後どのように展開されるのかが気になるところです。
実際に食べてみました
前置きが長くなりましたが実食です。今回は比較対象としてチップスターうすしお味と食べ比べてみました。
箱の中身
ポテトチップスクリスプはSサイズとLサイズの2種類展開となるらしく、今回食べたSサイズはチップスターの短筒タイプと同じ50gです。
しかし1枚は若干クリスプのが小さい。女性でも1枚を一口で食べられる大きさだと思います。
食べてみてまず気付くのはその堅さ。
パッケージにも「パリッと心地よい食感」とありますが、どちらかというと「ザクッ」という印象でした。
クリスプの後に食べてみると、チップスターはサクッとした、軽さを感じます。
うすしおとコンソメパンチの2種類展開ですが、どちらも、ポテトチップス版のフレーバーに忠実だと思います。というかこういうときは同じ配合の粉使うのかな?
でも個人的には、チップスが違うことで、こんなにも味が違うんだ、ということに驚きました。
先ほどザクッとしている、と書いたとおり、クリスプはかなり1枚の密度が濃いです。そのため、1枚を食べ終わったときの後味がかなり長引くような気がしました。
そしてポテトチップスと成型ポテトチップスの最大の違いがこの後味だと、個人的には思っています。
チップスターの場合は1枚が軽いので、後味もスッと引くのですが、クリスプは若干粉っぽさが続く。(ちなみにプリングルズの場合はフレーバーの濃さで押し切るタイプですね)
成型ポテトチップス独特のチップス感が好きな人にはいいかなと思いますが、個人的にあまり成型タイプを好まないこともあり、後味の軽い、チップスターの方が好きかな、と思いました。
とはいえコンソメ味に関しては、コンソメパンチが至高だと思っているので、コンソメ味を成型ポテトチップスで食べるなら、クリスプかな、とも思います。(まあじゃがビーでも出てるので、そっちという手もありますが)
士幌町ポテトチップスがおいしい!
先日、北海道旅行中の親からダンボールが届きました。仕送りってこんな感じでしょうか…と思いながら開封してみると、
中には、士幌町の農協が作っているというポテトチップスが、なんと12袋も入っていました…!
この士幌町ポテトチップスは、じゃがいも生産者への還元用に生産されている製品ということで、士幌町近郊でしか流通していないそうですが、士幌町へのふるさと納税などでも手に入れることができるとのこと*1。
親が送ってくれたのは、好きな味を12袋詰めてダンボールで送れるというもので、しお味とのり塩味をいただきました。
これがとってもおいしかった!
士幌町は有名なじゃがいもの産地ですから、この「士幌チップス」についても士幌町のじゃがいもが使用されているのだと思います。とにかくチップス自体がとてもおいしい。
薄切りですがしっかりと歯ごたえがあって、1枚1枚しっかりとじゃがいもの味がします。
油っこさもなく、大手のものだと、コイケヤのチップスに似ている気がしました。
味付けも絶妙で、特にのり塩は少しだけごま油の風味があり、後を引く好みの味付けでした。
1袋90グラム(のり塩は87グラム)も入っているのに、あっという間に食べ切ってしまうおいしさ。
新鮮なじゃがいもを使用した出来立てのポテトチップス、というだけでおいしさはかなり期待できますが、それだけでなく、チップスの揚げ方についてもとても好みのポテトチップスでした。
手に入りにくいポテトチップスですが、近々北海道旅行に行かれる方などは探してみてはいかがでしょうか。
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今回もらったのはしお味とのり塩味の2種類ですが、その他にコンソメ味もあるとのこと。いつか食べてみたいです!
フレーバーオーディション2016開催中!
昨年に引き続き、カルビーで「フレーバーオーディション2016」が開催されています!
cp.calbee-nextpro.jp
昨年はなんと46万件も応募があったというこの企画。
受賞作は既に発売されていて、選ばれたのは「ツナコーンカレー味」「ゴママヨぽん味」「サワクリ&ホタテ味」の3種類でした。
ここのところ、飛び道具的なフレーバーが話題になることが多いポテトチップス界ですが、この3種類のラインナップからはカルビーの本気が伝わってくる気がします。どれも「今までなかった」味かつ、タイトルをみただけで「あっおいしそう!」ってなる。
私は「サワクリ&ホタテ味」だけ見逃してしまったようで食べてないのですが、残りの2つはおいしかった!
特にツナコーンカレー味は、何で今までなかったんだろう、というくらいのしっくり加減でした。
今回、応募に際して選ぶことのできる素材はなんと100種類!
出来上がる画像もかわいいので、食べてみたい味をどんどん応募してみてはいかがでしょうか!
いろんな人の「これ絶対おいしい」を見てみたいです。
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そしてもちろん私も早速応募しました。
素材のリストを見ながらいろいろ考えていて、閃いたのがこちら!
めざせ賞金100万円!| Calbeeポテトチップスフレーバーオーディション'16~ ありそうでなかった新しいおいしさをつくろう! https://t.co/SkntFuYqfD #Calbeeポテトチップスフレーバーオーディション pic.twitter.com/xEhv1oGQwl
— ichico (@ichinics) 2016年4月21日
私の人生ベストフレーバーといえばカルビーの名作「北海道バターしょうゆ味」なのですが、同じくらい好きなのがポテトチップスの定番中のド定番「のりしお味」です。
この2つが合わさったら……それはもう人生ベストの組み合わせになるかもしれません。
海苔とバター、バターとしょうゆ、しょうゆと海苔。すべての相性が完璧です。つまり「海苔バターしょうゆ味」は三味一体……。
むしろ何でいままでなかったのか不思議なくらいです。
賞金もあるみたいなので狭き門ですけど、出たら箱買いしますのでどうかよろしくお願いします…!食べたい!
「期間限定 極旨ほたてバター味」などカルビーバター系3種
最近も新作は食品再現系ブームが続いていて、これ!というものがあまりなかったのですが、今年最初にこれ!と思ったポテトチップスはこの「極旨ほたてバター味」です。カルビーで「極旨」とかついてるときはだいたいおいしい。
まずあけた瞬間にすごくほたてです。開拓おかきをあけた瞬間のような磯具合です。カルビーのバター系は甘いバター味のことも多いのですが、これは塩分入った方のバター味です。
それはたぶんちょっぴり足された醤油の風味にもあるんだと思う。
自分はバター醤油主義なので、これは大変好みの味でした。
かなり味が濃いので、65gという容量もちょうどよかったです!
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ちなみに甘いほうのバター味がお好みの方には、今でているポテリッチシリーズの「厳選 コーンバター味」がおすすめです。
こちらはスウィートコーンの味が強く、バター風味もまろやかで甘みの方を強く感じるポテトチップスでした。
個人的には、コーンバターにも醤油をかけたい派なので少し物足りなかったのですが、カルビーの人気作、しあわせバタ~系が好きな方はこれも好きなんじゃないかな? と思います。
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そして冬になると時折わたしのエバーグリーン「北海道バターしょうゆ味」が、通常の北海道限定ではなく、全国展開されることがありますので、こちらも見かけ次第確保しています。
以上、最近食べたバター系3作品でした!
パルシステムのポテトチップスがおいしい
最初に書いておくと私はパルシステムに入っていない。入ってないんだけど、私がポテトチップス狂いであることを知っている友だち(優しい)が注文してくれたパルシステムのポテトチップスがとてもおいしかったので、そのことをお伝えしたくブログを書いております。
まずは期間限定と書いてあるこれ。
北海道のおいもがおいしい超厚切りポテトチップス
超厚切り、といえば思い浮かべるのは、厚切り派のアイドル、ヤマヨシの2.0倍シリーズですが、なんとこのの超厚切り、製造が山芳製菓なんですよ!
しばらく2.0倍出てないし、通販のラインナップからもなくなってしまって、さびしいなーと思っていたところに感動の再会です。やっと会えたね…!
そしてやはりこの食べ応えのある厚切りは格別です。たぶん2.0倍の塩味と同じだと思いますが、こころなしかこちらの方が若干塩味控えめのような気もしないでもない。食べ比べたいので2.0倍また出してくれないかな…。
そしてもうひとつが定番商品ぽいこちら。
パルシステム ポテトチップス
ポテトのキャラクターがかわいいこちらの商品はなんと! 製造があの菊水堂(
できたてポテトチップの菊水堂)です。
菊水堂は「できたてポテトチップ」のネット販売で有名な会社。昨年春頃にマツコデラックスさんが出ている番組で紹介された際には一時入手困難になったりもしていました。
ネット販売以外にも、ナチュラルローソンなどで取り扱いはあるのですが、出会えるタイミングというのはなかなか少なく、私は一度しか店頭で見たことがありません。
しかしパルシステムでは定期的に購入することができるんですね…。しかも味も「しお、のり、コンソメ、うま塩チキン」と4種類もあるようです。*1
菊水堂の「できたてポテトチップス」は、ごく薄切り、ごく薄味の「油でカラッと揚げた」感のある、いわば手作りっぽいなと感じるポテトチップスです。イメージはハンバーガー店でつけあわせとして出てきそうなポテトチップスでしょうか。
そして、パルシステムをやっている友だちにもらったこのコンソメ味は、「できたて」とほぼ同じ印象(油分は控えめな気がする)のチップスに、とても優しい和風コンソメ味がのっています。イメージとしては、はるか子どもの頃にお母さんが作ってくれたポテトチップス(作ってもらったことありませんが)という雰囲気でした。とてもおいしいです。
こんなレアかつ確実においしいことがわかっているポテトチップスを購入できるパルシステムがうらやましい!
超厚切りは友だちがおかわり注文してくれたそうなので楽しみに待っています(ありがとう)。
2015年のポテトチップス・ニュース
今年はあまり個別の感想をかけなかったので、個人的に今年印象的だったニュースを挙げてみたいと思います。
コイケヤ
- カラムーチョ30周年企画
昨年9月に発売30周年を迎えたカラムーチョ関連の新商品が今年もたくさん発売されました。
中でも話題になったのは「にんにくナシナシ」カラムーチョでしょうか。通常版と食べ比べる「利きムーチョ」も楽しかったです。
- コイケヤオンラインショップ開店
開店記念に限定発売された「今金男しゃく」を使用したのり塩ポテトチップスは、個人的には今年1番おいしかったポテトチップスだと思います。使用している芋が変わるだけでこんなに違うんだということに気付けたのも楽しかった。
芋違いではないけど、やはりできたてはおいしい!ということで、工場直送のうす塩味も出来上がるタイミングごとに注文を受け付けているので試してみてはいかがでしょうか。ふりかけて食べる用の鰹節がついていたりするサービスも嬉しいです(これがなかなか合う)。
ヤマヨシ
- キャビア味発売
昨年、わさび抜きわさビーフが話題になったヤマヨシですが、今年はTV番組で紹介されたことをきっかけに「臭い」と話題になった「キャビア味」が印象的でした。
とはいえ原材料にキャビアを使用しているわけではなく、あくまでもヤマヨシが得意な「再現系」です。
そもそも私はキャビアなんて、たぶんカケラくらいしか食べたことがなく、それももしかしたらとんぶりだったかも? というくらいなので、その再現度については何とも言えませんが、生臭いフレーバーが確かに癖になる感じではあったけど1回でいいかな!とも思いました。
ただ、ポテトチップス界に次々と話題を起こしてくれるヤマヨシは本当に愛すべき会社だなと思います!