ポテトチップス・ラブ

ポテトチップスについてのブログです

ポテトチップスの「芋」のおいしさ/「今金男しゃく」を使用したポテトチップスのり塩

前回、私が思うポテトチップスのおいしさとは主に
・味のおいしさ
・味とカットの組み合わせのおいしさ
・できたてであること
・芋
の4ポイントだということを書いたのですが*1、つい先日、この4ポイントを抑えた満点ポテトチップスを食べてしまいました。
それが、湖池屋オンラインショップオープン記念*2に1000箱限定で発売された、北海道のブランドじゃがいも「今金男しゃく」を使用したポテトチップスのり塩です!

shop.koikeya.co.jp

かねてより、じゃがいものおいしさはポテトチップスのおいしさの重要な要素なんじゃないかと感じていましたが、新じゃがの季節にそれを感じるくらいで、「使用しているじゃがいもが違う同じポテトチップス」を食べ比べるチャンスというのはほとんどありませんでした。
それを湖池屋の“センター”である定番のり塩で確かめることができるという大チャンス! 即注文して届いて即食べたのですが、これがもうほんとうに、すごい、おいしかった…!!
そもそも湖池屋ののり塩というのは磨き抜かれた至高のポテトチップスなわけですよ。好みの味はいろいろあれど、カルビーのうす塩、湖池屋ののり塩、ヤマヨシのわさビーフがそれぞれのメーカーの「センター」であることは多くのポテトチップスファンが感じていることでしょう(たぶん)。そしてこのセンター陣の中では私は断然のり塩派なんです。湖池屋の特徴でもある香ばしいチップスに海苔の香りとしっかりとした塩味が絡む抜群のコンビネーション。
これ以上足すものも引くものもない、そう思っていました。
けれどこの今金男しゃくで作られたのり塩はすごかった…。まず芋の味が濃い。あと1000箱限定で購入ということはつまりできたてなわけですよ。できたてのポテトチップスにはなんか軽やかさみたいなものがあって、軽い、濃い、軽い、香ばしい…! みたいなおいしさの螺旋階段を駆け上がるかのようなうまさでした。通常ののり塩とも食べ比べてみたのですが、面白いくらい芋の濃さがぜんぜん違う。芋がかわるだけで、こんなに味って変わるんだ…ということに感動しました。
ほんと、このような機会をつくってくれた湖池屋さんには感謝してもしきれません。
というわけで「今金男しゃくを使用したポテトチップスのり塩」は

★★★★★満点!!です!!

期間限定の可能性

と、褒めちぎったところで既にこの限定のり塩は完売してしまっています。オススメしても食べてもらう機会がないし、自分もおかわりできないのはとても残念です。
でも、最近期間限定味も飽和状態というか、特に「すでにある料理」の再現形フレーバーがでまくっているという中で、この「定番味の芋を変えてみる」というのはとても新鮮な試みでした。
だからぜひ、今後も期間限定でこのような「いつもと違う芋」で定番を出して欲しいです。
コストがかかることなのでなかなか難しいとは思いますが、オンラインショップができたことで、今後そのような可能性も広がるんじゃないかな、とわくわくしています。

*1:あと揚げ方云々もあるけどそれはまた後日!

*2:ちなみにヤマヨシには以前からオンラインショップがありますが、カルビーは今年オンラインショップが閉店しています。