ポテトチップス・ラブ

ポテトチップスについてのブログです

湖池屋のプライドを感じる「コイケヤ・プライドポテト」発売!!

コイケヤプライドポテトの発売を知ったのは、昨年12月に公開されたこちらの記事でのことでした。
toyokeizai.net

「だが、スナック菓子全体の市場が3000億円弱(日本スナック・シリアルフーズ協会などの調査、出荷額ベース)ともいわれる中、過半を握るのは業界のガリバーであるカルビーで、湖池屋は2位だ。
(略)
豊富な販促費やコンビニ向けのPB(自主企画品)などでマーケットを制圧するカルビーに対して、湖池屋はこの数年、辛酸をなめてきた。」
http://toyokeizai.net/articles/-/147522

ポテトチップスの量産に日本ではじめて成功したコイケヤが「湖池屋ポテトチップス」を発売したのは1962年のこと。1975年に「ポテトチップス」を発売したカルビーよりも13年も前のことになります。
しかし長らくコイケヤには2番手のイメージがついていて、ポテトチップスファンとしては、もちろんカルビーコイケヤも大好きなのですが、悔しいだろうなぁと思うこともあったのです。

しかし2015年のカラムーチョ30周年のあたりからコイケヤの新商品攻勢が熱くなってきて、さらにオンラインショップも開始。オンライン限定で発売された「今金男しゃくのり塩」は私の人生ベストのり塩に今も輝いています…。
そしてついに「プライド」を冠した新商品の発売、となれば期待は俄然高まります。

ラインナップは「秘伝濃厚のり塩」「松茸香る極みだし塩」「魅惑の炙り和牛」の3種類。
プレミアム感のある三角形パッケージは、カルビーポテリッチ初代の金色パッケージを思い出しますね。

あのときカルビーが「うましお」で勝負をかけたところに、コイケヤは代名詞でもある「のり塩」を入れてくる。こういうところが熱い…!


そんなわけでとっっても楽しみにしていたコイケヤプライドポテトがついに発売になりました!!
まずは3種類を食べた感想から。

「秘伝濃厚のり塩」

緑のパッケージはのり塩です。
まずは全商品に言えることなのですが、やはり新商品はチップスが新鮮でおいしい!食べるなら俄然今です!
あと通常ラインナップと比較すると全体的にチップスが薄く小さめなので、食べやすいと感じる人も多いのではないでしょうか。
そしてコイケヤののり塩は本当に海苔の風味が生きていておいしいですね。とはいえ、通常ののり塩とはまた違う味つけで、ほのかに唐辛子がきいているところが、和風なパッケージに似合っていていいなと思いました。

「魅惑の炙り和牛」

ポテトチップスでビーフ系(肉エキス系)フレーバーを定番商品にしているのは現在ヤマヨシだけだと思います。けれどコイケヤには長年愛され続けている定番商品、「コイケヤスコーン和風バーベキュー味」がある。
この赤色担当「魅惑の炙り和牛」味は、和風バーベキューから甘みを抜き、黒胡椒で味を引き締めた大人っぽい味のポテトチップスでした。
けして味が濃い感じはしないのに後をひくおいしさです。

「松茸香る極みだし塩」

袋を開けた瞬間に思わず深呼吸をしてしまいました。とてもおいしい匂いがするポテトチップスです。
和風だし系のポテトチップス好きなんですけど、これはだし味の中でも最高級ですよ…というのが匂いからも伝わってくる。
そして味も上品…。濃いわけじゃないのに、一枚食べて、しばらく口の中に風味が残る。とてもおいしいポテトチップスでした。


というわけで3種類ともに、並々ならぬ気合が感じられるおいしさでした。
どれもおすすめですが、他にない味のポテトチップス、ということであればまずは「松茸香る極みだし塩」をおすすめしたいと思います。私が買ったコンビニでもこれが1番減っていました。やっぱり松茸ですしね!
しかし、こんなにプレミアム感があるのに定価148円(税抜)というのも嬉しい。
コンビニ用のポップ付で3つ並べられてるところをみると、祭がはじまった感じがして俄然盛り上がります。
いや~ポテトチップス棚に動きがあるとすごく楽しいですね! これからのポテトチップス各社の活躍を本当に楽しみにしています。

とりあえず3袋あっという間に完食してしまったので、おかわりいってきます!